2007.04.02
タイロッドエンドの交換&ステアリングアイドラアームブッシュの交換
車検時に指摘されたタイロッドエンドの交換をしました。ついでなのでステアリングアイドラアームブッシュも交換します。
ボルトを外してタイロッドエンドプーラーでボールジョイントをアームからはずします。プーラーのボルトを締めてゆくと「バンッ」という音を立ててボールジョイントが外れます。ちょっとビビる一瞬なんですよね(w
反対側はボルトを緩めた時点でボールジョイントが自然に外れました。これではボルトとボールジョイントが共回りしてしまいボルトが外せません。そんなときはウォーターポンププライヤーなどの大きなレンチでボールジョイントを固定しながらボルトを外します。
古いタイロッドエンド。写真の上下方向に大きなガタが生じていました。動きも非常に軽い。
アライメントがずれないよう、タイロッドエンドを外す前にタイロッドの長さを測定しておきます。ボールジョイントの中心位置で測定しておきました。
あまりに固かったのでバーナーで暖めて緩めます。固いボルトを緩めるときに、このバーナー攻撃は非常に効果的です。
さて、ここでタイロッドの作業は終了して、アイドラアームブッシュの交換のためにアイドラアーム外します。
まずはステアリングロッドのボールジョイントをタイロッドエンドプーラーを使ってアームから外します。
アームの固定ボルトを緩めて抜こうとしたのですが・・・フレームメンバーに干渉して抜けないっす(涙
ステアリングアイドラアームブッシュの拡大写真。ちょっとつぶれていますが、思ったほどひどくありません。
ブッシュを抜くためには、アダプタの当て面が必要なのですが、この場合はあまりに少ないため、このままで抜くことは困難です。
φ39mm、肉厚1mmほどの鉄パイプがあればこのままで抜けるのですが、そんなものはすぐに手に入りません。うーん・・・・困った。
ここは知恵の出しどころ。ようは当て面を広げればいいのです。そのために、ブッシュのリブをサンダーで削ることで当て面を広げてみました。
若干傷つけてしまいましたが、まぁヨシとしましょう。
これで手持ちのソケットを用いて何とかプレスで抜けれるようになりました。
ちなみにこのベンチプレス、STRAIGHTで購入しました。足回りのメンテには欠かせません。
まだスピードメーターケーブルの交換とスタビライザーブッシュの交換も次に控えているので、試走はせずにジャッキアップしたまま本日の作業は終了です。
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