2005.12.31
最近の整備では、次のサービスマニュアルを使っています。
いずれも供給元は海外通販。http://www.books4cars.comとhttp://www.TheMotorBookstore.comです。
ボルボ純正のサービスマニュアル。英文。
非常に詳細かつ豊富なデータと写真が記載されており、細かいことなど最終的に参考するには今のところこれが一番。やはり純正マニュアルって感じがします。
マニュアルは’70年用だけど、’70年と’71年の差はパワステが標準装備になっただけで基本的に同じ。っていうか、在庫が’70年しかなかったんですよね。
お次はお馴染Haynesのマニュアル。ただし現行では廃版のためボロボロの中古品をゲット。
上のサービスマニュアルと比較してみると、なるほど純正マニュアルのコピペが多いなぁ、ということがよくわかります。ただしアマチュア向けってことで細かい解説や整備ポイントが詳しく記述してあるのがうれしいですね。
Brooksland社のマニュアル。
内容はほとんどHaynesと同じなのだけれど、なぜかATの解説が非常に詳しく書いてあります。私には関係無いけど(笑
2005.12.24
CRC5-56が利いたのか3本のホイールのボルトは緩めることができたが、右後輪だけが緩みません。下手に体重をかけるとねじ切れそうなまでに頑固に固着しています。
うーん、最終兵器の「バーナー加熱」をやるしかないか・・・
マフラーをそもそも買うきっかけになったのは、ステアリングシャフトについているラバージョイント。キャブを外したときに激しく劣化しているこのラバージョイントを発見して、早く交換せねばと思い続けていて今回のマフラーと同時に注文した訳です。
取り外すにはそれほど時間はかからないだろう、と思ったのがそれが甘かった。六角穴ボルトの六角穴サイズがやっぱりインチでした(w。六角レンチはミリしかもってないのよ~
ということで中川区太平通にある工具屋「(STRAIGHT」名古屋店へ車を飛ばして購入。
で、外してみたら見てのとおりの激しく劣化してました。
(さらに…)
2005.12.20
2日前のことですが、夜に仕事を終えて帰ったら郵便局の不在通知がポストに入っていたので、早速郵便局に取りに行ったんです。普段なら小さい窓口から「はい、どうぞ」なんてもらえるものが今回に限って「大きいので裏の発着場まで来てください」といわれてしょうがないなぁと思いつついってみると、子供が一人入れるくらいの大きなダンボール箱が登場(笑
重さは大したことないんですが、後部座席に載らないしトランクに入れるとフードが閉まらない。。。仕方ないのでトランクに突っ込んでフードを開けたまま家まで持って帰りました。
で、開けてみると容量の2/3がプチプチなどの梱包材。あーのーねー・・・。40リッターの資源ごみ袋4つ分でした(笑
2005.12.17
今日の夜から雪、とのことで、診ることができるのは今日だけ。
ということで今日の作業【その1】
CHOKEケーブルとボンネットオープンの動作が渋いのでワイヤケーブルの中にオイルを注入して動きを良くしましょう。
ワイヤーケーブルにオイルを注入するには「オイルインジェクター」というのを使いました。バイクの整備には必須であるこの工具をガレージへの道すがら「RACING WORLD」で購入。ケーブルを取り外しオイルインジェクターをしっかり装着して、まずはCRC5-56を注入してからスプレーのモリブデングリスを注入。
でもって取り付けなおすと非常に動きがよくなりました。よかよか。
Carburetor Resourcesにある資料のよれば『ニードルジェットの取付は、ワッシャーを含めてエアバルブ(ピストン)の下面と面イチにすること』とあります
そうなのです。私は間違えて取り付けたので(奥までしっかり入れた状態で固定)、エアバルブを再度取り外し定規で位置を合わせて再度固定するはめに。
さらにバイパスバルブの調整については、同じようにCarburetor Resourcesを参照しました。やり方を翻訳してみると
- デスビの進角装置につながる負圧ホースを外して栓をする。するとアイドリングは1300rpmくらいまで上がる(はず)。
- バイパスバルブのねじを時計回りにゆっくり回す(バイパスバルブのスプリングの圧縮が緩まり、バルブが開き始める)
- するとあるところでエンジン回転が上昇するので2000~2500rpmまで上げる
- 今度はバイパスバルブのねじを反時計回りにゆっくり回し、元の回転数(約1300rpm)になるようにする
- 一旦スロットレバーを操作して2500rpmまで上げ、そこから戻す
- もし元の回転数(約1300rpm)にならなかったらさらに反時計回りにゆっくり回し、元の回転数(約1300rpm)になるようにする
- 何度か繰り返し元の回転数(約1300rpm)に戻るようになったら、そこからさらに反時計回りに1/2回転させる。
この方法がそのままVOLVO 164に当てはまるかわからないけど、何もしないよりは確実なのでやっておくことにしました。
もちろんこの後にアイドリングとバランスを再調整。体感的にはあまり変化はありませんが、アイドリングがまた少し安定したような気がします。
キャリパのOHキットを注文するために、キャリパのメーカーを確認しようとしました。ボルボカーズのサービスは「前がGirling、後ろがATE」というが、一応念のために。
で、ジャッキアップしてホイルカバーも外して、さぁホイールナットを緩め・・・あれ?緩まない。
頑固だなぁ、と十字レンチに体重をかけても蹴飛ばしても緩みません。というかナットの角をなめ始めてきました。
これはやばい、とインパクトドライバでぶち叩いてみたんですが、それでも緩まない。どうやら頑固に錆付いている雰囲気。
4輪ともNGなので、ナットにCRC5-56を吹き付け、CRCがナットの隙間に染み込んで緩みやすくなることを祈りつつ、今日は諦めとします。
最悪、ハブボルトも交換かもしれないなぁ・・・
2005.12.16
ボルボカーズから「部品は注文できますが・・・」という電話がありました。聞くと「フロントがセットで¥16000、リアは片側で¥11000になりまして・・・」とのこと。
え~~
キャリパのOHに4万もかけるほど裕福ではないのだよ。
海外の値段を見ると、大体$30~$50/1セット。郵送費を入れても半額以下にはなります。
一応前後のキャリパのメーカー(Girling/ATE)を確認してから発注しようと思います。
2005.12.15
ゼニスキャブの関連サイトを検索したら、ここをハケーン
Carburetor Resources
ゼニスキャブのOH時の調整方法を示したドキュメントとかがあり、結構為になります。
今週末の整備に、ぜひ。
2005.12.12
これがフロント側。鳴き止めプレートも入っています。このプレート、表面に樹脂コーティングされていて、いかにも鳴き止め、って感じがします
こちらがリア側。小さいです。
ちなみに受け取りのときに、キャリパのOHキットも注文に時間がかかるけどあるとのことなので、追加で注文すますた。シールとかも痛んでいそうですし。