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2005.12.17

またまたキャブの調整

Carburetor Resourcesにある資料のよれば『ニードルジェットの取付は、ワッシャーを含めてエアバルブ(ピストン)の下面と面イチにすること』とあります
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そうなのです。私は間違えて取り付けたので(奥までしっかり入れた状態で固定)、エアバルブを再度取り外し定規で位置を合わせて再度固定するはめに。
さらにバイパスバルブの調整については、同じようにCarburetor Resourcesを参照しました。やり方を翻訳してみると

  1. デスビの進角装置につながる負圧ホースを外して栓をする。するとアイドリングは1300rpmくらいまで上がる(はず)。
  2. バイパスバルブのねじを時計回りにゆっくり回す(バイパスバルブのスプリングの圧縮が緩まり、バルブが開き始める)
  3. するとあるところでエンジン回転が上昇するので2000~2500rpmまで上げる
  4. 今度はバイパスバルブのねじを反時計回りにゆっくり回し、元の回転数(約1300rpm)になるようにする
  5. 一旦スロットレバーを操作して2500rpmまで上げ、そこから戻す
  6. もし元の回転数(約1300rpm)にならなかったらさらに反時計回りにゆっくり回し、元の回転数(約1300rpm)になるようにする
  7. 何度か繰り返し元の回転数(約1300rpm)に戻るようになったら、そこからさらに反時計回りに1/2回転させる。

この方法がそのままVOLVO 164に当てはまるかわからないけど、何もしないよりは確実なのでやっておくことにしました。
もちろんこの後にアイドリングとバランスを再調整。体感的にはあまり変化はありませんが、アイドリングがまた少し安定したような気がします。

ケーブルにオイル注入

今日の夜から雪、とのことで、診ることができるのは今日だけ。
ということで今日の作業【その1】
CHOKEケーブルとボンネットオープンの動作が渋いのでワイヤケーブルの中にオイルを注入して動きを良くしましょう。

ワイヤーケーブルにオイルを注入するには「オイルインジェクター」というのを使いました。バイクの整備には必須であるこの工具をガレージへの道すがら「RACING WORLD」で購入。ケーブルを取り外しオイルインジェクターをしっかり装着して、まずはCRC5-56を注入してからスプレーのモリブデングリスを注入。

でもって取り付けなおすと非常に動きがよくなりました。よかよか。