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2011.05.03

Zenith CabのOH(2005/12/5)

最近はイベントネタばかりで修理ネタが更新されていない今日この頃。それだけ調子がいいんです。いや、ちがう、いぢっていないんです・・・

ということで何かネタがないかなぁ~、とPCの写真フォルダをあれこれ見ていると、5年前に行ったキャブのOHの時の写真がでてきました。そうかぁ、もう5年かぁ。そろそろキャブもOHしなきゃいけない時期だねぇ・・・としみじみ思う今日この頃なので、備忘録として当時を振り返りながらOHの作業をご紹介します。

なお、175CDはさまざまな車種に取り付けられているので、ネットで検索すればテクニカルデータは容易に入手できます。その中でも私のお勧めはBuckeye TriumphsというTriumphのオーナーサイトにあったテクニカル情報です。

基本的にはTR6の情報なのですが、VOLVO 164のサービスマニュアルとほぼ同じ内容で、しかも詳細なデータとなっています。VOLVO 164だけではなく、ZENITH STROMBERG 175CD-2を積んだ車の調整マニュアルとしてとっても有益な情報です(ただし英文を読めることが前提)

あ、あとCarburetor Resourcesとかも参考に。

さて、取り外した2つのZenith Cab。形式は175CD-2SEといって2基で1セットです。左のキャブにはスロットルレバーとチョーク機構が、右のキャブにはバイパスバルブ機構がついています。それにしても汚い・・・

CAB_OH

購入したOHキット。

どこで買ったか忘れたのでInvoiceを探してみたところBurlen Fuel Systemsから直輸入していました。そうそう、他で買うより安いし品揃えも豊富だったのを思い出しました。しかもまだ私のアカウントが残っているし(笑)。そろそろスペアのOHキットを買っておこうかな。

閑話休題。さっそくバラしに入ります。まずはサクションチャンバーから。

汚いですねぇ。もちろんラバーは交換です。

一方ピストンは汚れも少なく綺麗です。

ニードルを取り外します。

ニードルのストッパーねじを外して抜きます。

まだ使えそうなのですが、いっそのこと両方とも新品にします。型番は「B1BE」です

おっと、取り付けの際には取り付け位置を間違えないように。

フロートチャンバーを開けます。ねじの固着も進んでいました。

ぱっかーん。思ったほど汚くは無いです。

とはいえ底にはいろんなものが沈殿しています。

中央の煙突のようなものがフロートチャンバープラグ。このOリングが劣化して激しくガソリン漏れしていました。

フロートを取り外します。クリップされている軸を取るだけでOK

プラグを回そうと10円玉を使ってみましたが・・・

見事にひん曲がりました(www

CRC-556を染み込ませて・・・

バッテリーのキャップ回しがあったのでそれを使って回すことで・・・

取れました(笑

温度補正(Temperature Compensator)バルブを取り外します。接続部が真っ黒・・・

この温度補正バルブは、吸気温が低いときは閉じていて吸気温が高くなると開くことで混合気量を適正にするという役目をします。

ふたを開けてみました。バイメタルで左側の黒いバルブを開閉させています。

組み立てには調整が必要で調整が、45℃で開き始め60℃で全開になるように右側の小さな六角ナットとその隣のねじを締め付けて調整します。45℃と60℃のお湯を用意して、何度も交互に浸してバルブの動きを観察しながら行うと出来ます。

取り付けの際にはガスケットももちろん交換します。

痛んでますねぇ。こういうところから空気をすってバランスが崩れるんです。

綺麗にして組み付けます。

フロートバルブが固着していたのでプライヤーで強引に回して緩めます。(合うレンチが無かっただけ?(笑)

汚いなりにも、まだ使えそうでした。でもここは新品に交換!アルミワッシャーも同時に交換です。

スロットルバルブを外します。というのも軸受けのブッシュを交換するからです

 

あとは組み立てるだけなのですが、もちろん調整が必要です。その解説は後日に。

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