2005.11.30
あ、間違えた。
スペックをよく確認したらB30Aエンジンの点火時期は10°@700rpmじゃないですか。
げげげ、まだ早いぢゃん(^^;;;
早とちりは怪我の元
1971年式 VOLVO 164(ボルボ 164)の貧乏整備日誌です。人の手を借りずに、どこまでポンコツ車を維持できるか?!
2005.11.26
前回の点火時期の確認の時に見る場所を間違えていて、もう一度ちゃんと見たらBTDC35°になってました。そりゃ早過ぎるでしょ。ノッキングもするはずです。
で、デスビを調整する前にキャップをあけてみたら、これがひどいのなんの。ローターは真っ黒だし、ポイントは随分と痛んでいます。
偶然にも前オーナーがポイントとデスビローターの部品を一緒にくれたので、それに交換して点火時期を見たら、なぜか見事にBTDC20°に戻ってくれました。なんでだ?ドエル角も49度。エンジンの不調は混合気だけのチューニングじゃダメなんだな、と改めて実感しました。
走ってみると、これが見違えるような走りに。アイドリングもとても安定して、吹けあがりも静かで伸びもあり、踏み込んだ分だけ回ってくれます。なによりノッキングが無くなりました。
たったこれだけのことでエンジンは見違えるように良くなる訳です。この瞬間が、旧車をいじっていて一番楽しい瞬間ですね。いじればいじるほどいじった分だけ良くなってゆく。
車はとても正直で素直なものなのです。たとえそれが新車であれ旧車であれ。
2005.11.23
AUTOBACKSでエンジンオイルとオイルフィルタの交換をして、その足でガレージへ行ってプラグとキャブ周りの簡単な整備をしました。
プラグは予想通り少し焼け気味状態。点火タイミングはBTDC10°で問題ないので、やはりミクスチャが薄いと思われます。プラグを外したついでに、カーボン除去のためにプラグ穴からキャブクリーナーを大量に吹き込んでしばし放置。十分クリーナー液をしみ込ませてからエンジンをかけてカーボンを除去します。
エアクリーナーは真っ黒でした。カバーの内部も埃と油で真っ黒状態。キャブの吸気口周辺も汚れが激しいのだけど、とりあえず今回はキャブクリーナーのみの洗浄で済ませます。
でもってアイドリングが1000rpmだったので800rpmまで落としてバランス調整。ここまでして組み上げると随分とエンジンの調子が良くなってきました。でもまだノックが発生するので、最終的にはニードルジェット調整でミクスチャを濃くしないといけないかもしれません。
まぁ、どーせキャブのリペアキットが届いたら分解のためにもう一度取り外すので、このあたりで今日は終了。