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2008.09.16

フロントコントロールアームブッシュの交換(1)

フロント周りのオーバーホールとしてはタイロッドエンドの交換&ステアリングアイドラアームブッシュの交換スタビライザーブッシュの交換をしたのですが、リア周りと同様に一番荷重がかかるコントロールアーム(ウィッシュボーン、Aアーム)のブッシュを交換しなければ完璧にはならない。さらにハブにつながるボールジョイントの交換をして、完璧なフロント周りのオーバーホールとなる。
部品は揃っているのだけど作業着手までにいたらなかったのだけど、気温も心地よい季節になってきたので、重い腰を上げて作業に入ることに決めた。

まずはホイールを外してステアリングアームをハブから外す。
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スタビライザリンクロッドにあるブレーキホースクランプを外す。このブレーキホースは後ほど新品に交換するので、今回は外してしまう。
NEC_0250.JPG
NEC_0251.JPG

ブレーキキャリパを外してブレーキディスクを取り外す。ブレーキディスクは歪み易いので平坦なところに置いて保管しておくこと。
NEC_0253.JPG

ロアアームを下からジャッキで持ち上げてショックアブソーバを外し、ボールジョイントボルトを外す。
ボルトを外している途中でテーパーから外れてしまい供回りしてしまった。仕方ないのでちょっと強引だけどインパクトレンチを使って外すことに。ユニバーサルジョイントを使っているところがミソ。
NEC_0255.JPG

アッパーアームのボールジョイントのボルトも外してハブを取り外す。そしてジャッキをゆっくり下ろすとスプリングが外れる。ここまできたらゴール(取り外し)は近い。
NEC_0258.JPG

ロアアームを外したところ。
NEC_0259.JPG
ボルトは結構堅いので、フレックスハンドルやロングハンドルなどを使ってトルクを効かせて緩めるとよい。バーナーで少し熱すると緩みやすくなる。インパクトレンチなどで回そうとすると確実にボルトを傷めるので注意が必要。経験上50cm以上の長さのロングハンドルと精度のよいソケットがあれば、緩まないボルトは無い。

アッパーアームにはアライメントを調整するためのシムが挟まっている。ブッシュを交換すればアライメントも最終的には再調整が必要なのだけど、念のためにマーキングをしておく。
NEC_0260.JPG

外れたアッパー&ロアコントロールアーム。Aアームとも言う。
NEC_0263.JPG

ロアアームの前側ブッシュ。ボルト穴がスグリの入っている側に偏心している。でもなぜ横方向にスグリの位置があるの?
NEC_0264.JPG

一方後側のブッシュは上側に偏心している。スグリの位置が前後で違っている。これではアライメントがおかしくなるはずだ。
NEC_0265.JPG

一方アッパーアーム側はボールジョイントのカバーが見事に破れいている。
NEC_0266.JPG

さぁ反対側も、と思ったのだけど、ここで雨が降り始めたので急いで片付けて撤収。ここまでの作業時間は2時間ほど。リアサスの取り外しよりは楽だったが、ここからどうなることか・・・。

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