2007.03.19
リアサスペンションのブッシュ交換終了
やっとの事でリアブッシュの交換が終了しました。
リアアクスルの構造そのものはリジット・リンクなのでそれほど難しくありません。ボディーを上げ、デフをジャッキで持ち上げて、スプリングを固定しているボルトを外しショックアブソーバを取り外したあとにジャッキを下げればスプリングは簡単に取れます。
あとはそれぞれのリンケージやアームを取り外してプレスでブッシュを抜き取り&圧入をすればいい訳ですが・・・そうは問屋はおろさなかったんですね。
ほぼすべてのリンケージを繋ぐナット&ボルトがことごとく固着しまくっていて、それを緩めるためだけに膨大な時間を費やしたと行っても過言ではありません。
20~24mmの大型ソケットも購入したし、場所に応じてディープタイプも買いました。偶然カーマホームセンターで年末年始のセール(ソケット2個以上で半額)があったので幸い出費は抑えられましたが。
それと長いスピンナハンドルも追加で購入。これが見かけに寄らず高価なんですよね。(涙
それでも回らないときは、2m弱のステンレスパイプを購入してハンドルに差込み延長することで、どんな固く固着したボルトも外すことができました。
「インパクトを使えば・・」と思うところなんですが、残念ながら電動はもちろんエアーのインパクトレンチではまったく言うことを聞いてくれなかった、ということだけは付け加えておきます。
最悪の状態では文明の利器より単純な物理法則(テコの原理)の方がよっぽど有効なのです。
そんなこんなで悪戦苦闘したために修理経過の写真が殆ど取ることができませんでした。
本当はこの戦闘記録をつづりたかったのですが、毎回作業に入ると頭の中は撮影どころではなくなっちゃんです。(笑
その中で唯一の写真が、取り外し後のリアスイングアーム。この取り外しが一番の困難を極めたので、その戦勝記念としてパチリ。(w
左側が軸側(前方方向)で、右側にスプリングが取り付きます。
交換したブッシュの中で、一番損傷が激しかったブッシュ。
リアアクスルと直結する、一番負荷がかかるブッシュだからでしょう。
もう一つ損傷が激しかったブッシュは、リアアクスルに対して斜にかかるアンチロールバーのブッシュ。これは取り外しが簡単だったので撮影は無し。雑魚にゃあ興味ない(w
一方アームの軸側はさほど損傷はありません。
やたら大きなゴムブッシュなのだが、古いのでもそれほど損傷がないように見受けられます。
交換する必要はないかもしれないけど、ここまで外すことは少なくとも私がオーナーである限りは今後二度と無いと神に誓って言えるので、これを期に交換しました(笑)。抜き取りも圧入も台所洗剤を塗ることで簡単にできます。あ、もちろん油圧プレスは必要ですが。
いずれにせよ、これでリアサスのすべてのブッシュが交換できたので、後10年は乗り続けれると思われます。
早速試運転したかったのですが、あいにくバッテリーが上がってしまいエンジンがかからず。結局ガレージに入ったままで作業終了。
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