2010.11.10

お別れ

秋は別れの季節です。

だからという訳ではありませんが、Midgetを手放すことにしました。

理由は

  • Midgetに限らず、車に乗る時間が少なくなってきた
  • それ故、普段乗りにはちょっと不自由なMidgetに乗る機会がめっきり減った(事実昨年は数回。今年に入ってからも10km以上走行したのは2回のみ)
  • 足車をライフ→フィット ハイブリッドに買い替え(これが一番の理由)
  • 所有台数を減らすことで税金・車検・駐車場代等の節約

ということで旧車はVOLVO 164一本に絞っていこうと決心。年内中には手放すことにしました。

最初はガタピシのジャジャ馬だったのを、あれこれ直して日常用に乗れるまで仕上げたのですから、個人的にはもう手をかけてあげることが無いんですね、この車に。

もちろん、本当はエンジンのフルOHもやった方がいいと思っていますし、ギアボックスも1速と2速のシンクロが痛み始めてるから早いうちにOHしなきゃといつも思っていますし、クラッチもそろそろ逝くんじゃないかなぁと心配している訳で、あとボディーも全塗装するととっても綺麗になるんじゃないかな、と考えたりもしてるんです。

でも、それらのことは、工具にせよ設備にせよ修理テクニックにせよ、私のレベルの車貧乏からもう一段上のランクでできることで、やはりそれなりの投資が必要になります。それは今の状況では無理なのです。

VOLVO164を処分してMidgetの所有を続ける、という選択肢も考えましたが、VOLVOに比べて若くて程度がよくて整備も簡単なMidgetのほうがまだ嫁ぎ先が見つかり易い訳ですから、私以外のところで長生きしてもらおう、VOLVO164は私の代で乗り潰そう、という結論に至った訳です。

ということで、購入元の車屋に新しい嫁ぎ先を探してもらっている最中です。

ラストランはどこにしようかな、と迷う今日この頃。でも11月の週末はすべて予定が入っていて乗る時間が無いんだよなぁ。

2009.05.18

タイヤ交換と車検

私のところに来て3回目の車検を受けた。

この2年間、本当に何も手をかけていない。というか手をかけなくても問題なく走行できている、ということなのだが、走行距離をみてもわずか2000km弱しか走っていない。なるほど、そりゃ痛みも少ないわけだ。

とはいえ経年劣化している部品があった。それはタイヤ。特にパンクもしていないし山も十分あるのだが、バルブの劣化と思われる空気漏れとタイヤウォールのひび割れが顕著に出てきているので、これを機会に交換することに。

145SR13というサイズのタイヤは今の時代には存在しない。ましてやスポーツタイヤなんてのはあるわけもない。ということで旧車御用達にもなっているBridgestoneのSneakerに交換。サイズは145-80R13となるが、まぁ気にしない。

スペアタイヤを含めて5本の交換で4万円強。一回の修理部品代としては最高額なんですけど。

これでまた2年間乗れるわけだが、大きな修理も必要ないもう少し走行距離を伸ばそうかな、と思う。

2008.12.19

Movable Type からWordPressへ

Movable Typeでいままでのブログを書いてきたが、Versionを4.23にあげてからテーマのスタイルシートが正常に機能しなくなってしまった。いろいろと調べてみたのだが、結局何が原因かがわからないまま「うーん」と考えているうちに、いっそのことシステムそのものを変えてしまえ!という結論に到った。
で、移行が簡単に済むということで選んだのがWordPress。テーマやプラグインも豊富でphpで動いているというのもちょっと魅力だったりする。

あれこれと作業をすること1時間で移行完了。テンプレートの設定とかがMovable Typeと微妙に違うが、そこは適当に修整を加えて以前と同じスタイルにすることができた。

「何がよいか」というと、いちいち再構築をしないで済むこと。テンプレートの変更をしたその横で結果を確認できるというのは非常にありがたい。もちろんphpに変わったことで重くなるのは仕方ないけど、一日に数10件しかアクセスが来ないこのサイトでは、そんなのは金魚の糞のような負荷でしかない。

ということで、姉妹サイトのVOLVO164の整備日誌もそのうちWordPressに移行しようと思う。どちらかというとあっちの方が更新頻度が高いので。

2007.06.17

扇風機

この時期の整備は「暑さ」との戦い。
ただでさえ汗かきの私にとって、この時期の整備は本当に「戦い」でもあります。

で、ふと、ガレージの近所にリサイクルショップがあったとことを思い出してちょっとのぞいてみたら、とっても素敵な業務用の扇風機を発見。
NEC_0109.jpg
値段を聞いてみると2500円。即効で購入したのは言うまでもない。

早速使ってみたのですが、3段階の風量調節ができる上に風量は弱でも申し分ない。
これで夏の整備もちょっとは快適になると思われ。

2007.04.26

システムの修正

コメントの入力、エントリー検索、トラックバック等が出来ない不具合を修正しました。

2007.04.23

車検終了

無事に車検が終了。

ブッシュ交換だの何だので、やはりトーインが狂っていたとのこと。
それ以外は特に問題なし。

車検の後は毎回エンジンの吹け上がりが良く無い。
CO検査クリアのためにアイドルアジャストスクリューをいじるためだと思うが、それだけはやめて欲しいところ。必要かもしれないけど。
そのおかげで詰まったような吹けあがりになる。走行中、アイドリング中にマフラーからパンパンとアフターファイアーの連続。でもって高速走行時のパーシャル状態での失火。アイドル回転数の落ち込みと不安定。などなどの症状。

ということでアイドルアジャストスクリューの再調整。アイドル回転数が一番高くなるところを見つけて、そこから1/2回転ほど戻す(閉めこむ、つまり濃くする)とマフラーからの「パンパン」音が出にくくなります。

ということで、これでまた2年乗ることができる。
この車の修理で遣り残していることはクラッチ関係とエンジン内部とミッション。
特にミッションは1速のシンクロが弱っていてギアの入りが良く無い。
でも、これらの作業にはエンジンクレーンが必要であり、今の作業環境では不可能。
この先はルーチンメンテナンスに徹して現状維持を保とうと思う。

それと、そろそろこの車をクラブミーティングなどでお披露目しようかな、とも考えている。
ただ、なかなか日程的なタイミングが合わない。

今年はもうちょっと対外的な活動に出ようと思う。

2007.04.15

車検

私がオーナーになって2回目の車検。
つまりMidgetとも丸4年の付き合いである。

次の車検では初年度登録から30年目となる。
立派にクラシックカーの仲間入りをする年齢になる。
どこまで維持できるかわからないが、今後も大事に付き合ってゆきたいと思う

Weberキャブセッティング(その4)

点火系をゴソッと交換した後、殆どの不満が解決したのですが、唯一の不満がパーシャル運転で3000rpm前後で起こるボコつき。これは特に90km/hあたりの定速走行時に非常にストレスになるのです。

いろいろと走行条件を変えてみたのですが、時速90km/h強でアクセル開度15%~30%位、3000rpm前後を維持しようとすると以前のように「ボコボコ・・・」とカブリが発生する様子です。うーん、これは点火系か燃料系かどちらかの問題なのですが、点火系を変更したので燃料系をそれにあわせてみる。

実は現在のキャブセッティングは、前回から変更されており「M/J 135, A/J 230, I/J 45F9, P/J 40, O/V 30, I/V 4.5」となっているですが、ここでの大きな変更点はエマルジョンチューブ(E/T)がF11⇒F9に変えてあるという点。
F11より太いF9に交換してウェイルの隙間を狭くしているので、メインジェット領域に移行した際に燃料の供給が少なくなり希薄気味にしてあると言う点。 つまりメイン領域で全体的に少し希薄なセッティングを狙った訳ですが、プラグを見てみたら案の定焼け気味。
なのでこれをちょっと濃い目のセッティングに戻してみることで調子を見てみることに。

#9=M/J 140, A/J 230,E/T F11, I/J 50F9, P/J 40, O/V 30, I/V 4.5
換えたすぐ後は吹けあがりがスムーズにならず逆に悪くなったのですが、ちょっと走りこんだところ高速運転での息つきがなくなった。プラグもやや黒いが問題ない程度。

もうちょっと詰めれるところはあるかもしれないが、その微調整は車検のあとで。

2007.03.19

コイルとプラグコードの交換

Pertronix IGNITORの効果は抜群でこのままでも充分なんですが、折角購入したコイルとプラグコードも交換してみることに。

NEC_0074.JPG

金色に光る円筒状のコイルが、LucasのSPORTコイル。で赤いプラグコードがMAGNECORE製のプラグケーブル。これだけでなんとなく見た目だけは「すげーチューンした」感じなのですが、かかった費用はたかがUS$150(日本円で約18,000)。これぞ車貧乏チューンの究極(笑

でも、まだまだ使えるBOSCHのプラグケーブルをどうしよう・・・ヤフオクで売るかぁ。

さて、交換後の試走ですが、確かに低回転のトルクは増加しています。ガバッとアクセルを開いたときに、いかにも「爆発しています」な感じが。高速時の追越加速はさほどの改善はないのですが、パーシャル走行でのカブり具合はずいぶんとなくなったので高速走行が随分と楽になったのは確か。

これを以って、もうしばらくはこれ以上コイツに金は掛けないつもり。
だってもうすぐ車検ですから。
あとはルーチンメンテナンスだけを済ませます。あ、オイルの交換を最近してないっけ・・・(^^;

2007.03.13

Pertronix IGNITOR装着

本来Midget1500にはLucasの45DE4あるいは45DM4というCDIタイプ(無接点式)のディストリビュータが付いているのだけど、私のMidgetは前オーナーによってLucasの45D4(ポイント接点式)に交換されてる。
なのでポイント接点のメンテをちょっと怠るとすぐに調子を崩しやすいのだが、そこで知ったのがPertronix IGNITOR

噂では「10分で取り付けOK」「メンテナンスフリー」「効果抜群」と聞いているのでどないなもんかと買ってみた。
本当はあの有名な永井電子のULTRAシリーズにしたかったのだが、値段が高いのが玉に瑕。値段が・・・

購入について

45D4用のPertronix IGNITORを海外(アメリカ)サイトから購入する際にパーツ番号が「LU-143」と「LU-144」があるのだけど、とあるサイトのカタログリストを抜粋すると

   LU143 43D4,44D4,45D4  W/RED FIXED POINTS
   LU144 43D4,44D4,45D4  W/BLUE SLIDING POINTS

とある。この「FIX POINTS」と「SLIDING POINTS」の違いは何かと言うと、バキューム進角装置の有無らしく、無いタイプが「FIX POINTS」有るタイプが「SLIDING POINTS」とのこと。
で、私がMossMotors.comで購入して届けられたのは「LU-143」。でもって私のデスビはバキューム進角有りの45D4。うーん大丈夫なのだろうか・・・
なんていう心配をそっちのけに今回は強行突破。為せば成る!(笑

あ、ちなみにMossMotors.comでのパーツNo.は「222-435」、値段は送料別でUS$99.95です。

取り付け

まずはプラグコードを抜いてデスビのキャップを取り除く。
DSCN3077.JPG
この写真で「おや?」と思われた方はよほどLucasのデスビに詳しいお方です。
わかった方は突っ込まないでください(w

でもって、ローターを外してポイントAssyとコンデンサ、それとコンデンサとデスビ本体を繋ぐ黒いアース線、さらにはスパークコイルへ出ている電線と、一切合財全部ゴッソリと取り外す。
DSCN3079.JPG
きれいさっぱり無くなりました。

なにも無くなったところにIGNITORを取り付ける。取り付けネジはポイントAssyを取り付けていたネジをそのまま流用。
DSCN3081.JPG
パーツ番号が違ってたので取り付けれるかどうか不安だったけど、何事も無くあっさりと装着できたりして。
スパークコイルへの配線はデスビの穴から外へ引き出す。

同梱されているマグネットローターを取り付ける。
DSCN3082.JPG
デスビの軸のカムの形状に合わせて嵌め込むだけ。それだけ。

あとはデスビのローターを元通り取り付けてキャップを装着すれば完了。ここまで作業時間は僅か10分。

次に配線ですが、バラスト抵抗が無ければそのままスパークコイルの+側にIGNITORの赤ケーブルを、-側に黒ケーブルを接続するだけでOK。
もしバラスト抵抗が有る場合は、IGNITORへの供給電流低下を防ぐために、バラスト抵抗を介さずにIGN+端子(12V)などへ直接赤ケーブルを接続するように指示されているのでそのようにすること。

で、私のMidget1500なのですが・・・よくわからん(笑
コイル(しかも社外製)は2Ωなので本当ならバラスト抵抗が必要なのですがどこにも見当たらず。
IGNとコイルまでの抵抗値を計ると約5Ωなのでどこかにあると思うのですが・・・結局見当たらず。ハーネス自体の抵抗や接点抵抗で5Ωなのかが不明。

どうしよう・・・うーん、と悩んだ結果、ここも強行突破!為せば成る!(笑
ということで直接コイルに接続。

調整

取り付け後の調整は点火時期とアイドリング回転数の再調整程度。
交換後にタイミングライトで点火時期を見たらBTDC20度を超えていたので、デスビを回転させてBTDC15度に。なぜ規定のBTDC10度ではなくBTDC15度にするかは以前のブログに書いてありますのでこちらを参照のこと。

試走

乗ってみてまず感じたのが「失火がほとんど無い」という点。
アイドリングも非常にスムーズでボコつかず安定している。
そして特筆する点が高速走行時。
追越加速時のもたつきや息付きがほぼゼロになり、アクセルON時のエンジンレスポンスが非常に良い。
若干トルク感も上がっているような感じ。

感想

無接点式にしたいけど永井電子のULTRAは高すぎてちょっと・・・という人には1万円ほどで購入できるIGNITORはお勧め。
ただスパークコイルが汎用のですとプラグ電圧(2次電圧)がそのままなのでスパークコイルを高性能(高出力)のものに換えると更なる効果UPが期待出来そう。

ちゅーことで、あとはコイルとプラグコードを交換・・・と思ったのですが、みぞれと強風の中での作業はあまりに厳しいっ!ということで今回の作業はココまでで終了。
ヘタレな私。。。 orz

ということで次回はコイルの交換の予定。
果たしてバラスト抵抗はどこに存在するのか?あるいはまたまた強行突破か?

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