2005.05.22
あまったコブラシートは・・・
現在、座椅子に作り変えようと思案中。もったいない、と思われるかもしれませんが、いいんです。
1979年式 MG Midget 1500の貧乏整備日誌です。人の手を借りずに、どこまでポンコツ車を維持できるか?!
今の運転席シートはコブラシートのレプリカがついているのだが、これがまた乗り込みにくいしヘッドレストがないので首は痛くなるし背もたれが固定なので腰が痛くなるはで、個人的には全然ダメ。購入した店の社長は「これがいいんだがや」と言っているのだが、ノーマル&オリジナル主義の私にはそんな主張は通りません。
なんとかしてオリジナルに戻したいの一心、で、先日やっとヤフオクで「オリジナルシート、左右、ヘッドレストつき」を落札。そいつに交換した。シートレールとシートを取り付けるボルトが(もちろんのことなのだが)無いので、こちらもいつものカーマで購入。M6×15mmの皿ねじとボルト8本でシートとシートレールを固定した後に車体にとりつける。
いやぁ、やっぱノーマルはいいわ。シートが柔らかいし、背もたれも調整できて、ヘッドレストがついて楽チン。視点もちょっと高くなったために視界が広くなったし、ドラポジも座面が高くなったために足回りに余裕ができてペダル操作も楽になった。社長が見れば「お、おまえ・・・」と嘆くであろうが、いいんです。これで。
2005.05.21
やはりフライホイールとドライブギアが噛みこんだのが理由であった。あと気づいたのが、セルの中にあるブラシが、これはプラス側に2個マイナス側に2個の計4個あるのだが、そのうちの1つだけが異常に磨り減っていた。整備書を見ると突出量が1.5mm以上とあったが今のところはそれ以上あるのでそのままとする。コンタクト部分をブラシとコイル側両方とも紙やすりで平らに磨き、内部をブレーキクリーナをがんがんに吹き付けて綺麗にした上で組み立てなおした。そのせいか、周りもとてもよい。でもいつかブラシを交換しないといけないな。
どうしても左後ろのリアハブ・オイルシールからのオイル漏れをなんとかしたいのだが、前回のチャレンジではハブナットが大きすぎてどうしても回らなかった。そこで大型のモンキーレンチとモーターレンチをカーマで購入。それで回してみた。
結果は・・・やっぱり回らず、ナットの山をなめそうになった。こうなったら、貫通ドライバーでぶったたくしかない、とナットにヤスリで少し切れ込みをいれ、そこへマイナスの貫通ドライバを置いてハンマーで思いっきり叩く。すると数回で回ってくれた!
やったー、と思いきや、今度はハブが外れてくれない。当たり前だ、通常はスライディングハンマーとかハブリムーバーとかを用いてはずすもんです。ここまできて「専用工具」の重要性を改めて知ったわけで、仕方なく元通りに(オイルがもれる状態で)組みなおす。まぁ、しばらくはOリングと紙ガスケットでしのいでおくれ。
先にMossMotorで注文しておいたリアブレーキドラムを交換すべく、ホイールをはずす。新品のドラムは加工油がついているので、これもブレーキクリーナーで洗い落として取り付ける。ブレーキ調整をしてサイドブレーキを引いてみると、いい引き位置で止まるようになった。多少の引きずりはあるが、まぁこれはこんなもんとしておく。
今回の目玉作業である。まずはオイルパンを木片を乗せたジャッキで軽く持ち上げる。エンジンマウントは見えるところにあるのだが、ボックスレンチが入るほどの隙間はなく、かといってスパナで回せるほどの余裕もない。まずはスペースの多い左側を着手。
ボディ~マウントの取り付けボルトは外れたが、肝心のマウント~エンジンのボルトがはずせれない。ボックスレンチは入るのだが、ラチェットハンドルが入らない。もっと薄いラチェットハンドルがあれば・・・と悩んでも仕方ないので、まずはカーマへ行って工具探し。
するとラチェットメガネレンチに取り付ける3/8″sqアダプタを発見。これを使ったら、なんとかはずせれた。ジャッキをグイッとあげてマウントをはずして交換。ここまでで3時間かかっている。一方の右側は、こちらもマフラーとかで邪魔はあったが、同様にはずして交換完了。
マウント交換の効果だが、一言「静かになった」です。振動が少ない少ない。エキゾースト音もちょっと落ち着いた感じです。いやぁ、結構予想以上の効果で満足です
2005.05.08
キャブのセッティングを変えたんだ。エマルジョンのF2, F7, F9を入手したわけで、結局以下のセッティングになっています
US$303.45の注文に対して輸送費はUS$142.45。ちょっと高くなったのでは?と思ったりして。
コンビニの駐車場で動かなくなり、JAFのお世話になってから1週間。MossMotors.comで部品を注文したものがやっと届く。
英国車のパーツならこちら。:MossMotors.com – Restoration Parts And Accessories For British Cars
で、現在修理中。ソレノイドそのものは問題なかったが一応新品に交換。原因は予想通りスターターモーターのギアがうまくフライホイールに噛み合わなく、というか噛み込んでしまったようである。モーターもちゃんと動くのでひとまず安心。
折角モーターをはずしたのでモーターのOHをすることを決めてタイムオーバー。