すでにオーナーの方ならご存知ではありますが、トランクルームのフロアマットをはがしてみますと「ぅげ!」というほどのスポンジが水を吸っていたり、ひどいときはクッションスポンジの下のボディーが見事にさび付いている場合があります。
この水、どこから来るかというとリアクォーターの(三角)窓のシーリング(パッキン)がイカレテしまい、そこから室内へと雨水がなだれ込んでくるのです。このシーリング、実は設計ミスらしく、漏れるときは数年でまた雨漏りしてしまうんだそうです。ですからこればかりは「持病」だとおもってください。
対策の方法はただひとつ「シーリングの交換」なのですが、実はこの窓「ハメ殺し」なので素人では簡単に交換できないんだそうです。ですので、こればかりはディーラーか修理工場へ修理を依頼するしかありません。あるいは窓の内側と外側からシール剤を塗りまくるという手もありますが、あまり効果が無い上に見栄えも悪くなるのであまりおすすめできません。
すでにオーナーの方なら、一度トランクルームのフロアマットを持ち上げてみてください。で、できたらつきに1度は天気の良い日にトランクリッドを全開にして室内を乾燥させてあげてください。
そして車貧乏の魅力、ぢゃなくて、Zの魅力にはまってZ31を中古で購入される方は必ずここをチェックしてください。チェックの仕方はトランクルームのじゅうたん(マット)をめくって、車載工具のトレイを持ち上げてみてください。その下のボディーがさび付いているようでしたらOUTです。