Volvo 164 Club of Sweden's Home Pageのコンテンツから和訳しました。
1969年
- 車体番号:1-12199
- 生産台数:12199台
- 164の誕生の年。 エンジンはキャブ仕様のB30Aを搭載。 トランスミッションはマニュアル4速(M400)とOD付マニュアル5速(M410)、そしてコラムレバーのZL社製AT(BW35)。 フォグライトはオプション設定。
1970年
- 車体番号:12200-32399
- 生産台数:20200台
- 大きな変更はない。この年からの変更点として
- 殆どの仕向けでフォグライトが標準装備になる
- ヘッドレストがフロントシートに取り付けられる
- リトラクタブルシートベルトが前席に装備
- 皮製のシート
- オルタネータの容量UP(55A)
- ハザードライト装備
1971年
- 車体番号:32400-52789
- 生産台数:20390台
- パワーステアリングが標準装備になる。電動時計が標準装備。タイヤのリム幅が5.5Jとなる。
1972年
- 車体番号:52790-74449
- 生産台数:21660台
- 最初のメジャーチェンジが行われた年。 大きな変更点として
- インジェクション式燃料供給のエンジン"B30E/F"が搭載される。
- AT車のシフトがフロアシフトになる。
- フロントブレーキのローターがベンチレーテッドになる。
- センターコンソールのデザイン変更
- ステアリングのデザインが変更
- ドアノブの形状変更など。室内外のデザインも変更される
1973年
- 車体番号:74450-102949
- 生産台数:28500台
- ボディーなどの外観上の変更が行われる
- グリルのデザイン変更
- フロントバンパーが横一直線のデザインになる。
- リアのコンビネーションランプのデザイン変更(初期の240と同じデザインに)
- ドアトリムの変更
- コンパネ、ダッシュボードのデザイン変更(丸型メーターに)
- ステアリングのデザイン変更
- コンパネ変更に伴うブロアー(吹出し口)の変更
- エアコンの標準装備
- タイヤサイズが165R15から175R15に変更
1974年
- 車体番号:102950-132566
- 生産台数:29617台
- 衝突安全性の向上が図られる。またこの年にVOLVO 140の生産終了に替わってVOLVO 240/260がデビューする。
- バンパーが太くなり強化される
- ドアの強化、気密性の向上
- ルームミラーが大きくなる
- 後方からの衝突を考慮して燃料タンクを前方に移動
- 前後にクラッシュバリアを新たに設けた
- 電気シートヒーターを装備
- バルブ切れ警告の追加
1975年
- 車体番号:132567-153179
- 生産台数:20613台
- スウェーデン国内での販売は殆どない(40台強?!)。多くの部品が240/260と共通になる(そのためボルト類がインチとメートルの両方が使われることになり整備上では面倒になった)
- リアサスペンションの改善(240/260と共通となる)
- パーキングブレーキが左右前シートの間に移動する
- 前後のシート形状の変更
- 前ドアがパワーウィンドウになる
- アンテナがAピラーに移動
- ホイールのオフセットが40mmから25mmに変更
1976年
- 240/260シリーズの売り上げ増加に伴い生産終了。総生産台数は153179台。この年に僅か2645台だけ生産された(150534-153179)ということも言われているが確認されていない。 また生産前のプロトタイプ(試作車)が50-100台作成されたといわれている。