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2006.01.09

122と240

とある’65年式VOLVO 122(俗に言うアマゾン)のオーナーの方からメールをいただきまして、240のオーナーの方と一緒にお会いすることに。

待ち合わせのファミレスでは、ご挨拶のあとに車談義などを。で、実車拝見となったのですが、164そのものが珍しいのかボディから社内からエンブレムまで、とにかく写真を撮られまくり状態になりました。いやぁ、なんか恥ずかしいやらなにやら。。それならもっとちゃんと洗車して磨いてくるんだったなぁ(笑
ファミレスの駐車場では何だから、ということで名古屋港までショートツーリング。そのときの写真がこちら(アマゾン所有のgotoh122さん撮影)

図らずも3台ともが赤系のボディー色だったのにはちょっと驚き。冬の日差しに浴びて非常に鮮やかに光っています。

やっぱボディにも金をかけるかな(w
すくなくとも磨きはかけておこうっと。

2006.01.08

エンジンマウント交換

エンジンマウントが潰れている、というか歪んでいるのがずっと気になっていました。FR車のエンジンマウントの交換はあまりご利益が無く気持ち的に振動が少なくなる程度なんですが、気になるものは気になるので交換することに。

光の関係でわかりにくいが、中心が上下でずれています。
20060108132100

マウントのはずし方は、ジャッキで車体を上げてウマをかけ、エンジンを下からゆっくりとジャッキで持ち上げた状態でマウントの取り付けボルトを緩めます。
で、マウントを外してみたら・・・・左右両方のマウントの上部のプレートとラバーの境目でパックリと割れていました。
(さらに…)

フロントブレーキパッド交換

本当はキャリパーOHまで待とうと思ったんですが、ジャッキアップしたついでにパッドを見てみたら結構減っていたので交換することに。

真ん中の2枚がついていたパッド。外側の2枚が新品。約半分の厚みになってました。
20060108150700

早速交換作業に入ります。

(さらに…)

2006.01.01

やっと70点

これでやっと人前に見せれるレベルになったと思います。
もちろんブレーキ系統のOH(特にリアの引きずり)がありますが、これを差し引いても70点をつけてあげましょう。
あとはエンジンOHで10点、ミッションOHで5点、ボディ修復で5点、足回りOHで10点。いずれもそれぞれが10万円以上コースなのでお金をためないと。

勢いに任せて・・・

下から覗いてみてわかったのですが、オイル漏れがどうやら燃料ポンプのガスケットから出てきているようでした。もちろんいろいろなところからでているのだが、OD復活記念ということで毎度のMotorcars LTDで注文。ついでにミッションマウントをポチ。

あと、高くて断念しているキャリパーのOHキットも、よーく考えたらパッドが240と同じなのだから164に拘らずに240で検索すればいいんですよね。
ということで検索してみたらありました。値段はリア(ATE)が$26、フロント(Girling)は$20。ということでもちろんポチ。

んでもって、KYBのショック(Gas-a-just)があった(前:$78, 後:$79)ので、正月の勢いもあってそれもポチ。だって安いんだもん。

結局ガスケットだけなのですが、あれこれ合せて10種17個、トータル$222(送料別)。あぁ。。。

ギアオイルの交換とオーバードライブの復活

オーバードライブ(OD)付のマニュアルミッション(Type M410)のオイルは一般的なギアオイル(75W-90)ではなくエンジンオイル(指定は20W-40)ということがわかりました。
ODなしのミッション(Type M400)は通常のギアオイルが指定されているので基本的には問題は無いと思われるけど、ODの油圧制御の関係上ギアオイルだと硬すぎて油圧がうまく出なくなり支障がでるかもしれません。

ということで正月もやっているSuper Autobacksに行ってオイルを購入。もちろん今のご時世に20W-40なんていうグレードのオイルは無いので、BPの10W-40のオイルを買いました。

で、ガレージへの道すがらいろいろと考えてみました。というのも以前から「リバースにギアを入れたときにバックランプが点灯しない」という事実が判明して「きっとどこかで断線しているのだろう」とオイル交換のついでに調べてみるか、と考えたのです。

・事実としてリバースにギアを入れたときにバックランプが点灯しない

・前のオーナーはクラッチディスクを交換した(と言っていたので本当かどうかは不明)

・たぶんその時に配線を間違えたか付け忘れたのだろう。

・まてよ、ミッションには(4速に入ってONになる)OD用のスイッチもあるはずだよな。

・ということは、もしかしてリバーススイッチのハーネスとODスイッチのハーネスを間違えて取り付けたのでは?

・もしそうだとしたら、リバースに入れたときにODソレノイド回路がONになり、4速に入れたときにバックランプ回路がONになる。

・とすると。。。。

と、急遽国道沿いのコンビニに車を止めて、エンジンを止めた状態でギアを4速に入れると、予想通りにバックランプが点灯しますた(w

4速に入れるたびにバックランプをつけて平気で走っていたのですね。後続の車の人、ご迷惑をおかけしました(w

でガレージについて調べてみると、次の絵のようにスイッチの位置が判明しました。
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AがODスイッチ。Bがリバーススイッチ。いずれもギアボックス上面にあるので、接続には下からもぐった状態では手探りで探すしかない。特にリバーススイッチはギアボックス後方の右側(運転席側)上面にあるので、ちょっとわかりにくいのです。

ODとリバースの配線を正しく接続して、まずはリバースにギアをいれると・・・バックランプ点灯。よしよし。で、4速にギアを入れてODレバーをオンにすると・・・「カチン」とODソレノイドリレーが動く音が「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

さて、ここまできたらあとはギアオイルを交換して車を走らせるだけ。国道に出てギアを4速に。そこでODレバーをオンにすると・・・・「グォン。」と古いATのシフトショックに似た振動が起こったあとにエンジン回転が落ちて加速が始まった。「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」ODが作動したーー!!

ODレバーでODをオフにすると同じようにシフトショックが起こってシフトダウン。「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

もうね、最高。60km/h以上の高速走行が非常に楽になりました。

MGB同様の油圧クラッチなギア接続なので壊れにくい上に整備しやすいんでしょうか。さすが信頼性のスウェーデン車。

まさしく「修理は推理」とはこういうこと。これだからレストアはやめられません。