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2009.05.18

タイヤ交換と車検

私のところに来て3回目の車検を受けた。

この2年間、本当に何も手をかけていない。というか手をかけなくても問題なく走行できている、ということなのだが、走行距離をみてもわずか2000km弱しか走っていない。なるほど、そりゃ痛みも少ないわけだ。

とはいえ経年劣化している部品があった。それはタイヤ。特にパンクもしていないし山も十分あるのだが、バルブの劣化と思われる空気漏れとタイヤウォールのひび割れが顕著に出てきているので、これを機会に交換することに。

145SR13というサイズのタイヤは今の時代には存在しない。ましてやスポーツタイヤなんてのはあるわけもない。ということで旧車御用達にもなっているBridgestoneのSneakerに交換。サイズは145-80R13となるが、まぁ気にしない。

スペアタイヤを含めて5本の交換で4万円強。一回の修理部品代としては最高額なんですけど。

これでまた2年間乗れるわけだが、大きな修理も必要ないもう少し走行距離を伸ばそうかな、と思う。

2006.11.26

ブレーキランプスイッチ

クラッチのマスターシリンダを外すときに、なんだかんだでペダルまで外さないといけない羽目になって、その結果ブレーキランプスイッチを外したのだが、テスターで確認したところ何故か導通がない。

ん~?!とあれこれやっても、やっぱりダメ。っちゅーことは、いままでブレーキランプが付かないまま乗っていたのか?

分解するにも、結構頑丈なつくりだったので速攻諦め。
家に帰ってMoss Motorsへ注文。スイッチ1つ程度だと郵送費は1200円($10)くらいだった気がするけど、まぁよい。早く動くようにしないと、VOLVOの整備が開始できない。

クラッチのエア抜き

エアが抜けなかった理由は、何のことはなくてブリードバルブの開きが少なかったこと。

これまでは、スパナの自由度の原因で1/2回転程度しか回してなかった。

それをワンマンブリーダー(1wayバルブ付き)をセットしブリードバルブも1回転強回してペダルを踏んだら、オー!見事にエアが抜けていった、という訳。

最悪、スレーブからの逆送エア抜き、ということも考えてあれこれと工具を購入していたのだが・・・まぁ、将来きっと無駄な出費ではないと思う日が来ることに期待!

2006.11.24

リアブッシュの交換

クラッチのエア抜きをしたついでに、リアサスのブッシュ交換をした。

Midgetの場合は、構造が簡単なので交換も簡単・・・なはずだったのだが、それでも慣れていない作業のせいで片側で4時間かかってしまった。うーん、まだまだ未熟ナリ。

ブッシュは純正ではなく”PROTHANE”。フロントブッシュと同時に購入してあります。購入先はいつもの”MOSSMOTORS”で。

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リア一式で$56.95、フロント一式(アンチロールバーのブッシュを含む)で$45.80(送料別)

ジャッキアップして、ボディに木片をかませてウマで保持

そのあとに、デフケースの下からジャッキで上げたあとに、リバウンドストラップをはずす。上側のボルトのほうが外しやすい。

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次にダンパーリンクのボルトをはずしてダンパーアームをベースプレートからリンクごと外す。

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リーフスプリングを下からジャッキで持ち上げた後、Uボルトのナットを4つ外す。ナットを外した後にデフケースをもう一度ジャッキで持ち上げるとリーフスプリングがリアアクスルから外すことができる。

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まずはリーフスプリングの後ろ側を外す。古いブッシュもこのときに外す。

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リーフスプリングの前はアンカーブラケットを外さないと外せない。でもここはアライメントに影響するので、適当にマークをつけてから外す。ボルトは前2本は室内のシート後部から、後ろ2本は下から抜く。

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外れたリーフスプリング。

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アンカーブラケットからボルトを外すには、万力で固定して緩めた。

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フロント側のブッシュは圧入されているので、ソケットレンチのコマを使って万力で押し出す。本当は油圧プレスで抜くのだが、ブッシュが小さいのでこの方法でOK。

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抜けたブッシュ(下)とPROTANEのブッシュ(上)。PROTANEのは両側から挟むようにして装着するので圧入不要。

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付属のシリコングリスをブッシュの内側外側にまんべんなく塗りつける。

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組み立てたフロント側。オリジナルはワッシャーが樹脂製のと鉄製の2枚が挟まれているのだが、PROTANEにしたため隙間が足らず、鉄製のワッシャーだけを取り付ける。

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後ろ側は古いブッシュが内側に固着していたので、ブレーキシリンダホーニングを使って内部を研磨。

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リア側を取り付ける。チラリと見える赤いブッシュがPROTHANEの証(w

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フロント側。アンカーブラケットを元通りにつける。

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リーフスプリングのブッシュはこのとおりに付け直す。ボルトの位置決めが結構面倒くさくて何度も力技で合わせないといけない。

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いずれのボルトも本締めはタイヤを取り付けてウマから下ろして車重をかけてから行う。

ここまでで本日は終了。反対側は明日やる予定。

2006.11.05

クラッチマスターシリンダのオーバーホール

なぜかエア抜きができない。マスタシリンダのピストンがやられたのだろうか?

ということで、おなじみMossMotorsから部品を注文してマスタシリンダのOHを実施。

 

とはじめてみたのだが、マスタシリンダをOHできるまで取り外すには

  1. イグニションコイルと、その下のカバーを取り外す
  2. ブレーキ・クラッチペダルをはずす
  3. ブレーキマスタシリンダとクラッチマスタシリンダが取り付けてあるボックスを取り外す

と、ここまでやって初めてピストンを抜く準備ができる。あぁ、面倒くさい。

 

マスタシリンダが外れれば後はスナップリングをはずしてピストンを抜くだけ。

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取り外したピストン。左の新品に比べて開きが少なく、表面も荒れている。

で、交換したのだけどそれでもペダルはふわふわでエアが抜けてない。

まさかスレーブ側もやられてるのか・・・でもスレーブ側のピストンがやられたら、オイル漏れになるのだが。。。

それとも根本的にエアの抜き方が悪いのか?!

2006.01.21

クラッチペダルのがた

試験走行中に「やけにクラッチが遠いなぁ」ということに気づいた。今までは気にならなかったのだが、VOLVO164を乗り始めて改めてクラッチの遠さに気づく。

で「こんなんだっけ?」とクラッチを踏んでいたら、ヤケに遊びが多い。さすがにここまでガタついてなかったぞ、ペダル周辺を見てみた。

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コイルが付いている板を4つのねじを外して取り除く。するとペダルとブレーキ・クラッチのリンクが見えてくるので、クリップを外してリンクピンを取りはずす。

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左がブレーキ側のリンクピン。右がクラッチ側のリンクピン。クラッチの方が異常に磨耗している。やっぱりクラッチのほうがよく使うので磨り減りが激しいのだろう。

とはいえ今すぐこの部品があるわけではないので、とりあえずはモリブデングリスを塗って何もなかったことにする(笑)。この2つだけをMossMotorに注文するのはちょっと・・・なので次のオーダーのタイミングまで待つことにする。まぁそこまではもつでしょう、きっと。

2006.01.15

ブレーキホース交換

車を上げたついでに、前に買っておいたGOODRIDGEのステンメッシュホースにブレーキホースを交換することに決めた。Midgetのご機嫌を取らないとねぇ。

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購入はMossMotorで。前後セットでUS$96.95(送料別)。

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ステンメッシュホースはEARLSとGOODRIDGEが有名だけど、私はGOODRIDGEの方が好きですね。昔乗っていたKMX200をGOODRIDGEに変えたらとても素敵なブレーキフィールになった記憶があるので。まぁ好き嫌いで選んでください(笑

交換は簡単。外して付け替えるだけ

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フロントは左右それぞれ交換。ボディへの固定ナットはエンジンルーム側で外します。

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リアは1系統なので1本のみ。シャーシからデフについているTジョイントへ伸びるホースを交換します。

交換した後はもちろんエア抜き。私はMityvacを使って抜きますた。エア抜きが終わってブレーキを踏み込んでみると、明らかに剛性感が高くなったフィーリングへと変わって非常にグッド。特にフルボトムでカチッとした踏み応えはまさしくステンメッシュって感じです。ただまだ走らせていないのでなんとも言えませんが。

スターターモータ付け直し

スターターモーターのピニオンギアとフライホイールとが噛み込んでモーターが回らなくなる、というのはMidgetではよくあることなんです。緊急対応としてギアをリバースに入れて前後に揺すると外れることがあるのだけど、今回はそれでもダメ。こうなると一度スターターモーターを外して取り付け直さないといけないのよね。

久しぶりにMidgetをウマに上げて下に潜ってみたが、意外とキレイであることに気づく。というか、逆にVOLVO 164の方が汚いってことか?

2005.05.22

シートをオリジナルに替える

今の運転席シートはコブラシートのレプリカがついているのだが、これがまた乗り込みにくいしヘッドレストがないので首は痛くなるし背もたれが固定なので腰が痛くなるはで、個人的には全然ダメ。購入した店の社長は「これがいいんだがや」と言っているのだが、ノーマル&オリジナル主義の私にはそんな主張は通りません。

なんとかしてオリジナルに戻したいの一心、で、先日やっとヤフオクで「オリジナルシート、左右、ヘッドレストつき」を落札。そいつに交換した。シートレールとシートを取り付けるボルトが(もちろんのことなのだが)無いので、こちらもいつものカーマで購入。M6×15mmの皿ねじとボルト8本でシートとシートレールを固定した後に車体にとりつける。

いやぁ、やっぱノーマルはいいわ。シートが柔らかいし、背もたれも調整できて、ヘッドレストがついて楽チン。視点もちょっと高くなったために視界が広くなったし、ドラポジも座面が高くなったために足回りに余裕ができてペダル操作も楽になった。社長が見れば「お、おまえ・・・」と嘆くであろうが、いいんです。これで。

2005.05.21

エンジンマウント交換

今回の目玉作業である。まずはオイルパンを木片を乗せたジャッキで軽く持ち上げる。エンジンマウントは見えるところにあるのだが、ボックスレンチが入るほどの隙間はなく、かといってスパナで回せるほどの余裕もない。まずはスペースの多い左側を着手。

ボディ~マウントの取り付けボルトは外れたが、肝心のマウント~エンジンのボルトがはずせれない。ボックスレンチは入るのだが、ラチェットハンドルが入らない。もっと薄いラチェットハンドルがあれば・・・と悩んでも仕方ないので、まずはカーマへ行って工具探し。

するとラチェットメガネレンチに取り付ける3/8″sqアダプタを発見。これを使ったら、なんとかはずせれた。ジャッキをグイッとあげてマウントをはずして交換。ここまでで3時間かかっている。一方の右側は、こちらもマフラーとかで邪魔はあったが、同様にはずして交換完了。

マウント交換の効果だが、一言「静かになった」です。振動が少ない少ない。エキゾースト音もちょっと落ち着いた感じです。いやぁ、結構予想以上の効果で満足です

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